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堤エステート/堤猛雄のブログです

住宅ローン、自己資金のない方には3月まで

当社一押しの全期間固定型住宅ローン:フラット35が変わります。

融資限度額が、2012年4月より物件価格の9割に減額されるのです。
今までは物件価格の100%融資が可能だったので、
4月以降はより自己資金が必要になります。
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フラット35の最大のメリットは、金利が全期間固定だという事。

住宅ローンの支払期間は長期に渡ります。
今後起こりうるかもしれない金利上昇リスクに対応するためにも
先々の計算ができるプランの組立が可能なのがフラット35
「私が利用するならフラットで」というお勧めできる金融商品です。

またフラット35は勤務年数が短い等の理由で、銀行のローンでは
借り入れ出来ない方も利用出来るなど、民間の金融機関から見れば
「民業圧迫」ともとれる商品。
もちろん消費者にとってはありがたいローンです。

では消費者の立場からするとフラット35のデメリットはなんでしょう。
物件購入する際には物件(住宅)価格に加え、諸経費が必要となります。
フラット35が融資をしてくれるのは、物件価格のみ、
諸費用は自己資金を準備しなくてはいけません。

一方、銀行などの民間の金融機関では諸経費も融資するので、
自己資金の無い方には都合が良い商品です。

今回のフラット35の融資限度額引き下げによって、
フラット35の利用者は減り、銀行の思惑通り融資は増加するでしょう。
ただ金利固定期間終了後には、再度市場金利での借入れとなることをお忘れなく…。
銀行はより高い金利、消費者はより安い金利を望みます。
つまり貸す方と借りる方は利益相反となるのです。

消費税引き上げやデフレ脱却への強い決意ともとれる日銀のインフレ目標1%など、
金利上昇を予感させる現状に変わりはありません。

↓毎日新聞:毎日jp記事より↓
日銀:インフレ目標1% デフレ脱却へ強い決意

↓日刊スポーツに、こんな記事も出ていました↓
【今週の住活トピック】
フラット35の融資枠が住宅価格の9割に引き下げ。足りない場合どうする?


当社のHPに好評掲載中の『住宅ローンの基礎知識』の中の
フラット35についてのページも更新しました。ぜひご覧下さい♪
住宅ローン、自己資金のない方には3月まで_f0126903_2252022.jpg

★堤エステートHP:住宅ローンの基礎知識はこちらから

★住宅ローンの基礎知識:フラット35についてはこちらから


しかし不動産を売る私がここ最近思うのは、先々のことまで視野に入れると、
自己資金ゼロで何から何まで借金をして、是が非でも住まいを購入するのではなく
諸費用分くらいは自己資金を貯めて購入することが望ましいのではないでしょうか。


もちろん不動産を購入する際は、物件価格だけでなく諸経費も
少しでも安くしたいもの。諸経費がお得になる仲介手数料割引制度が
ある当社では、今後もお客様に目線でサポートさせていただく所存です!

また当社ではいずれ訪れる事が予想されるインフレにより、
生活費や教育費用の増加に備え、年収と返済との比率25%以下で
住宅資金計画をお勧めします。

無計画な住宅取得は、私が行っているビジネス「競売」「不良債権処理」
つながります。そのためにも、時には「買わない選択」をお客様に
ご提案することもあります。

一番大切なのは資金計画!不動産を購入する前に、まずはご予算の
組み立て方や、今後の教育費などのライフプランを含めたご相談を
ファイナンシャルプランナーの資格保持者が無料でご相談に対応いたします。
(要予約)

お気軽にご連絡下さい、お待ちしております!
by takeo_tsutsumi | 2012-03-09 22:57 | 住宅ローン | Comments(0)

by takeo_tsutsumi